Officeを構えて1年経ちませんが
早くも手放すことに決めました
空間の自由をたっぷり味わったので大満足
在宅ワーカーに戻る日まで
後1週間
Officeのモノを自宅に入れないといけないので
まぁ大変(笑)
空間を手に入れてすっかり気が大きくなり
ついつい増えてしまった本を整理
主人まで本棚を整え始めてくれました
3畳の貸倉庫を借りて
IKEAのシェルフを解体→搬入→組み立て
日々コツコツと進めています
主人と母に
「またこの家でお仕事をさせて頂きます」と
挨拶をしました
家にもまた
「荷物を置かせてね」と挨拶をしました
●家と土地
2007年に嫁いだ時から
この二世帯住宅は既にありました
家賃を払って住まわせてもらっていますが
それでもやはり間借りさせてもらっている感覚は
強くあります
先祖が努力して手に入れてくれた土地
母が子供達の成長を願い
明るい未来を描いて建ててくれた家なのです
●2018年元旦
その一方
私の仕事はありがたい事に増える一方で
書類・専門書・カタログ・掲載記事・
受講生さんから頂くお手紙・プレゼント
モノで溢れて来ました
電化製品も増えて
少しずつ家で寛ぎにくく
働きにくくなって来ました
それで
誰にも迷惑を掛けない自分だけの「城」を持とうと
決めたのです
●2019年元旦
そしてまた考え続けていました
仕事に集中して取り組む為にOfficeを創ったのに
家賃=固定費を払うことが
大きな目的になりつつありました
もちろん
きちんと稼いで家賃を滞納しない事は
大切なことです
だけど
その為に仕事を詰め込み過ぎるのは
何かが違う…そう気付いてしまったのです
●2019年1月6日
初釜が終わり
おみくじで引いた和菓子を食べながらふと
決心が付きました
Officeを手放そう
すると
心がフワフワと身軽になって来ました
●Officeを持った意味
家を一度出てみて自分だけの空間を手に入れたことは
とても良かったと思います
・デスク周りはこんな風にしたい
・本当はこういう家具が欲しい
そんな押し殺して来た想いを
一度具現化出来ましたから
結婚当初から
選べられない・変えられなかった環境を
一度でも打破することで
一皮剥けた気がしています
仕事を通して一人の人間として成長する上で
すごく大切なプロセスだったと感じています
●OFFICEのメリット
着いたらすぐに仕事モードに切り替わり
帰宅したらリラックスモードに戻れるのが
何よりも良かったです
Officeには
やりかけのプロジェクトやチェックリストが
壁一面に貼ってあったので
抱えている仕事をとても把握しやすかったです
集中力も高まりました
●Officeのデメリット
モノの管理がとにかく手間💧
仕事先から直帰する日・Officeに一旦寄る日
色んな事を考えてその都度荷造りしないといけないので
新たな手間が発生しました
モノが2倍にもなりました
家でも使うしOfficeでも使うモノは新調しましたので
モノが増えたのはちょっぴり本末転倒…
●家事整理の前に仕事整理
起業してから5年間
毎月240時間の仕事ペースをほぼずっと続けて来ました
今年はもう少し家事もやりたいし
プライベートや趣味教養の時間も増やしたいと思い
仕事を整理することにしました
●主人にも家事がんばる宣言!
Officeを手放し 仕事を手放し
残る自分は「主婦」
主人が得意なアイロン掛けを教えてもらいました
「これからは私がアイロン掛けるよ。そしたら週末ちょっとでも自分の時間が増えるでしょ?」
だけど主人の反応は違いました
「アイロン掛け、結構好きなんだよね。日頃の忙しさをリセット出来るというか。だから無くなると寂しいかも。」
え〜〜〜
アイロン掛けという家事が無くなって
喜ばない人がこの世に居るなんて!?!?
私の「家事」への研究が
ますます深まる事件でした
「奈々の家事整理の研究の為にアイロン掛けに取り組むなら手放してもいいよ」
わ…ドヤ顔で言われたし…上から目線…(笑)
いや、協力的??
よく分からない…
●ひとまずしおらしくなってみる
だけどやっぱり
主人には敵わないと思うことが日に日に増えて来て
管理職の超多忙な主人を妻として支えることも
大事な仕事かもと心底思い
仕事人間から少しは奥さんらしく居られる様
心掛ける様になりました
そうすると
主人が家の中で以前よりもゆっくりと
寛げている感じがして来ましたし
笑顔も増えて来た様に感じます
●結婚当初のアドバイス
母の年齢以上の女性に
結婚が決まった頃お手紙を頂きました
「男は男らしく、女は女らしく。
逆になったら駄目だからね。」
ほっとくと男っぽくなる私に
最高の愛を込めて贈って下さったメッセージ
今でも時々思い出します
●縁のあるこの場所で花を咲かせる

一旦出たからこそ気付けたありがたみ
工夫すれば見付かった新たな収納場所
やっぱりこの家が好き
大切な家族のなるべく近くで
家事と仕事をこなして行こう
これが
2019年の私の取り組みです
守られているって温かい
しおらしくしてると助けてもらえる
女性の幸せってもしかしたら…
と
ふと気が付く事が増えて来ました