家事整理®考案者、整理収納アドバイザー 奥田明子です。
前回は「家事を書き出す」ことをおすすめしました。
書いてみると、こんなに家事をやっているのかと気付く方、また意外に家事を上手に整理して、減らしている方もいらっしゃるかもしれません。
今回はその中の家事を見直してみてみませんか?
どの家事にストレスを感じますか?
付箋、もしくはノートに書いた細かくかいた家事の中でどれが「めんどうだしあまりやりたくない」ことでしょうか。
元気な時にはできるけど、疲れている時にはあまりやりたくない家事もあるかもしれません。
例えば「洗濯ものをたたむこと」が好きではない方もいらっしゃるかもしれません。
講座をしていて多いのが「アイロンをかけること」です。
また「洗濯ものを干すこと」がストレスを感じるという方もいらっしゃいました。
なぜか?を考えてみましょう
今回は「洗濯ものをたたんでしまうこと」を例に考えてみます。
①たたむこと、という行為が好きではない場合、なるべくハンガーでかける、引き出しの中はたたまずしまう、ということで変えられるかもしれません。家族の分までたたんでしまっている場合、それが本当に一人でやらないといけないことか検討しましょう。
②実は「たたんでしまう場所が遠い」「たたむ場所がない」場合もあるかもしれません。
着ていない洋服があるかもしれませんし、タオルが多くてしまえないという可能性もあるかもしれません。
実は衣類を整理し、収納する場所を見直すことで、「たたんでしまうこと」がラクになる可能性もあります。
③忙しくて、そもそもたたんでしまう時間もない方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は思い切って、家族ごとのカゴに分けるだけ、もしくは室内物干しにかけたままでもOKとハードルを下げてしまうことも提案することもあります。過去、私のクライアント様にこのようなお話をしました。
時間がないのに、「やらなきゃいけない」と思うのはしんどいので、ある程度割り切りも必要かもしれません。
「自分の暮らし」に合わせていくのは意外に楽しい
家事はライフスタイル、家族構成など、お家によってそれぞれ違います。
どんな家事がストレスを感じるかも異なります。
講座ではご自分にあった家事の仕組みを考えていきます。
いつもの暮らしをちょっと整理して変えていくだけで、家事がラクになるかもしれません。
また変えてみると、その家事が好きになる可能性もあります。
家事も上手に付き合えるようになり、あなたの暮らしが楽しいものになりますように。
