家事整理®考案者、神奈川県大和市の整理収納アドバイザー 奥田明子です。
働く女性が増えてきて、雑誌で「家事を減らす」特集が増えてきたと感じています。
私は、娘が1歳の時に働きはじめたので、当時いかに「時短家事」をするか、雑誌に出ているワーキングママのタイムスケジュールを参考にしてみたりしました。
料理をキッチンバサミで作ると時短になると読んだのでやってみたけど、はさみを洗うのがめんどうで、私の場合、包丁で切るほうが早い。
早起きが苦手で、私の場合、朝から家事はそんなにできない。
結局、週末にまとめて掃除や洗濯をしていました。
私は過去、イライラしながら家事をしていたことがあります。娘にテレビを見せて、必死に掃除をしていたこともありました。
適当でもいいのに、掃除機をかけなければいけない、と勝手に自分で「やらねば」と思っていたのはしんどかったです。
雑誌にでている人が、「仕事」も「子育て」も完璧で、さらにキレイ、ということに勝手にコンプレックスを持っていたのだと思います(雑誌に出ているその人も色々悩みながらやっているのでしょうが、当時の私にはただただ輝いて見えたのです)
家が片付かなくて、なんとかしたいと思って、整理収納アドバイザーの講座を受けてみました。
そこからモノの整理を始めました。
いつの間にかあれだけイライラしながらやっていた家事がふっとラクになりました。

なぜラクになったのか?というと、
「モノを見直して、どこに何があるかわかるようになった」
「家事動線を見直した」ということもあります。
一番効果があったのが「必要な家事、減らしてもいい家事」を分けて、「うちにちょうどいい家事」を考えて「選ぶこと」ができるようになったことです。
「モノの整理」から「コトの整理」が進んだのだと思います。
雑誌に出ている人じゃなくて、私はこんな感じでいいかな、と思えるようになりました。
その気付きから「家事整理」ができました。
たくさんある情報から、あなたにあう家事を選ぶことはとても大事だと考えています。
- 家事にどのくらい時間をかけられますか?
- どの家事をどのくらいやることが必要ですか?(例えば、料理で晩御飯にしっかり3品は出したい、など)
- あまりやりたくない家事はありますか?
家事にかけられる時間、やること、やりたくないことを紙に書き出してみるのはいかがでしょうか。
いつもの家事を違う目線で見てませんか?
時間や必要な家事を考えたうえで、色々な家事テクニックや家事シェアの方法を取り入れることをおすすめします。
あなたにちょうどいい家事を考えてみませんか?